Munich Franz Joseph Strauss Airport, Munich Germany
今回は4時間の乗り継ぎ時間を利用して空港の隣駅に展示保管されているユンカースをお目当てにMunich Flaughafen Besucherparkへ早速移動した。ここはビジターズパークとしてスポッイングの場所(ほぼ終日順光)としても有名なところであり、公園自体に入場料はかからないが、展示されている航空機の内部見学やビジターズパークの展望台に入場に1人1ユーロ(2014年5月現在)が必要である。
独特の機体構造である鋼管骨格にジュラルミンの波形外版(コルゲート)を貼ったJu52. 原型機(Ju52/1m)は1930年に単発エンジンで初飛行し、1932年にBMW600馬力エンジン3基(Ju52/3m)に変更した事により性能が向上した事で一般的にはJu52/3mの方で知られている。 • 1m/3m: 1モーター/3モーターの意味(エンジンの数)
ここに展示されているのはJunkers Ju53/3m。 14人乗りの1937製であり、2002年に復元された機体である。レジ番号はD-ANOY.
このD-ANOYのレジは1937年に中国からパミール地方への飛行ルートを開いた功績と勇気ある歴史的な機体番号としてペイントされ残されている。
また、ロッキードL-1049G スーパーコンステレーションも保存状態は良い。
この機体のレジD-ALEM(c/n4671)は1955年6月8日にハンブルグからアメリカニューヨークまでの飛行を成功させた機体である。まさにドイツ民間航空史の中で大型、大量送客(75−90乗り)が可能となり、レシプロエンジン最後の時代の象徴である。
キャビン内もよく手入れがされており、パッセンジャーシートにも自由の腰掛ける事ができ、当時のアナログ式コックピットの見学も可能である。 客室シートの腰掛けていると、つかの間であるがノスタルジックな当時の航空旅行を感じさせてくれる。
スイス航空のDC-3(C-47B/ c/n 4828)も展示されているが内部に入る事は出来ない。 個人差はあるが見学には30−40分あれば十分で、余った時間は展望台(入場1ユーロ(2014年5月現在)から現代の航空機を見学するのも訪問する楽しみの一つである。
<インフォメーション>
Munich Flughafen Besucherpark
Visitors Park
開館時間 :09:30−18:00(冬場は17:00まで) • 展望台は24時間登れる
入場料 :公園内の入場料はいらない
航空機内部見学と展望台にはそれぞれ1ユーロ(2014年5月現在)が必要
アクセス :ミュンヘン国際空港(ターミナル1及びターミナル2)の地下駅から発車する近郊鉄道(S-Bahn)にて2分、Munich Flughafen
Besucherpark下車。 駅から表示にそって徒歩約5−6分
Webサイト:
◽️掲載誌:月刊エアライン 2014年10月号 / イカロス出版

<Information>
Munich Flughafen Besucherpark Visitors Park
Opening hours: 09:30 to 18:00 (in winter until 17:00)
• observatory climb 24 hours
Admission: Admission is not needed in the park
Each one euro to the observation deck and aircraft interior tour is (of May 2014) is necessary
Access: one underground station in Munich International Airport (Terminal 1 and Terminal 2)
2 minutes at near railway (S-Bahn) to al departure, Munich Flughafen
Besucherpark get off. Walk about 5-6 minutes along the display from the station
Website:
◽️ Published Magazine: Monthly Air Line 2014 October / Ikaros Publications Ltd.
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